ハッチーのマイルでわっしょい!

外資系サラリーマンの勢いに任せた雑記

クロス取引を使ってノーリスクで株主優待を手に入れよう!

 

 

わっしょいハッチーです(@_@)

 

今日はSFC修行に役立つクロス取引についてです。

SFC修行関係なく役に立つので、絶対覚えるべきかも!Σ(゚Д゚;マジデ!?

 

 

ハッチーと一から学ぶクロス取引

 

 

 

そもそも株主優待はどうやって手に入れるの??

 

冒頭いきなりクロス取引とか言いましたけど、よく分からない人もいると思いますので、株主優待の取り方から順番に詳しく説明していきます!

 

 

株主優待とは?

 

株主優待とは、企業の株を保有している人に対して、その企業が「株買ってくれてありがとねー!」という思いを込めて送るお礼の品です。

企業によっては、株主優待ではなく配当を手厚くすることで株主に還元するところもありますので、全ての企業が株主優待をしているわけではありません。

 

 

株主優待にはどんなものがあるの?

 

株を発行している企業の自社製品や、食事優待券、クオカードなど様々なものがあります。企業によって様々なので見ていて楽しいですね(゜∇ ゜)

 

 

株主優待を手に入れるには?

 

株主優待を行なっている企業の株を持っているからといって、必ず株主優待をもらえるわけではありません。正確に言えば、権利付き最終日と呼ばれる日に株を保有していることが条件になります。(企業によって権利付き最終日は違いますので、ネットで調べて見てくださいね!)

つまり!権利付き最終日にその株を買えば、翌日売っても、ずっと保有していても株主優待を手に入れることができます( ・∀・)ノ

 

 

株主優待で注意すること!!

 

株価は一定ではありません。ですので、株を買ったときよりも株価が落ちていれば、その株を売っても元のお金は手に入りません。つまり損をするのです。

株主優待目当てに株を買う人は結構多いです。

そのため、権利付き最終日までは株の需要が上がり(=株価が上がり)、権利付き最終日以降は株の需要が下がる(=株価が下がる)傾向にあります。

そうすると、株主優待をもらっても、そもそも株の取引で損をすることになり、トータルでマイナスになる可能性もあるのです...(´Д⊂グスン

 

 

クロス取引とは?

 

先ほど説明した通り、普通に株を買って株主優待を手に入れようとすると、そこには損をするリスクがあるということになります。

 

しかし、二つの取引を組み合わせたクロス取引という方法を使うことで、そのリスクを0にすることができます。(世の中には賢い人がいますね...Σ(゚Д゚))

 

そんなうまい話あるわけがない!と思うかもしれません。

確かにこのクロス取引にもデメリットはあります。

 

それは、株の売買でプラスになるということもないという点です。

 

通常の株主優待狙いでは、(可能性は高くありませんが)株主優待の権利を取得した後に株価がさらに上がり、株の売買でも儲けられる可能性もあります。

 

ですので、クロス取引はそのメリットを捨てて、安全性を手に入れるということになりますね。

 

つまり株の売買による利益はありませんが、損失を出さずに株主優待を得られます!

 

 

 

クロス取引のやり方!

 

クロス取引とは、

 

同じ株を、同じ株価、同じ株数、買い注文と売り注文を入れることです。

 

これだけではさっぱりだと思いますので、もう少し説明していきます。

 

 

まず株の取引には、現物取引信用取引というものがあります。

 

大雑把に言いますと、 

現物取引とは、自分の資金で普通に株取引を行うことです。

信用取引とは、自分を証券会社に信用してもらい、証券会社の株で取引行うことです。

 

ここで注目したいのが、現物取引だと株を買わないと売ることはできませんが、信用取引だと、先に株を買わなくても株を借りて売ることができるということです。

空売りといいます。もちろん後で証券会社に借りた株を返す必要がありますよ!)

 

クロス取引では、現物取引で株を買うと同時に信用取引で同じ株数、同じ株価で売ります。

 

表で説明すると以下のようになります。 (今回手数料は省きます)

 

例:  ハッチー株式会社でクロス取引

日付

株価

自己資金(現物買い)

自己資金(空売り

12月1日

10,000円

-10,000円

(+10,000円)

12月2日

9,500円

 

 

12月3日

9,000円

 

 

12月4日

8,500円

 

 

12月5日

8,000円

+8,000円

(-8,000円)

 

 

2,000円の損

2,000円の益

 

 

12月1日に現物取引で株を買いと信用取引で株を売ります(=空売り)。

右側の自己資金を見てみましょう。

株を買う際に10,000円支払いますが、同じタイミングで株を10,000円で売るため自己資金は変わりません。

(厳密には空売りで得たお金は一時的に証券会社で管理しますので、買い戻すまで手元には入りません)

 

その後12月5日に8,000円で株を売ると同時に、空売りした株を8,000円で買い戻し、証券会社に返却します。

すると、1日より株価が下がっているため、現物買いの方では2,000円の損になりましたが、空売りを同時に行なったため、2,000円の益も発生し、トータルでプラマイ0になります。

 

クロス取引を行うことで、株価が上がろうが下がろうが利益も損失も出ませんが、一時的に株を保有することになりますので、権利付き最終日の前後でクロス取引を行うことができれば株主優待の権利を得ることができるということになります。

 

 

最初に知った時はうおおおぉお!!(゚ロ゚屮)屮ってなりました。 

そんなうまい話あっていいのかとも思いました。

 

なので、デメリットも調べてみました。

以下で紹介したいと思います。

 

 

クロス取引の注意点

 

クロス取引にはデメリットというか注意しておくべき点があります。

 

手数料等の費用が発生します!

 

現物取引だけでも手数料がかかるので、当たり前かもしれませんがいくらかかるのかは必ずチェックしておきましょう。

 

クロス取引でかかる費用は、現物取引で株を買う手数料、信用取引で株を売る手数料、信用取引で株を売ってから返すまでの株の貸株料がかかります。クロス取引の後半で行う反対売買は現渡しという方法を取ることで手数料を0にすることが可能です。

 

例:株価2,000円で100株クロス取引したときにかかる費用。 

 

購入金額

200,000円

現物取引

199円

信用取引

154円

貸株料(3.9%、5日)

107円

手数料合計

460円

 

 

上記の表では費用は460円かかっています。

つまり、株主優待の価値が500円程度では利益が出ないことになります。

また、株価がより高い場合は手数料もさらに上がるため、事前にかかる費用と得られる対価の差し引きがいくらになるのかをしっかりと計算する必要があります。

 

 

一般信用取引を選ぶこと!

実はクロス取引の肝となる信用取引には、制度信用取引一般信用取引の二つがあります。

 

制度信用取引というのは、証券取引所がルールを決めており、取り扱い銘柄や株を戻す期限なども証券取引所が決めています。

一般信用取引というのは、各証券会社がルールを決め、取り扱い銘柄や貸株料も証券会社毎によって違うものになります。金利がちょっと高いことが多いです。

 

ここでは細かいことは紹介しませんが、一般信用取引を選んでおくことが重要です。

 

理由は、制度信用取引では「逆日歩(ぎゃくひぶ)」というプラスアルファの費用が発生する可能性があり、場合によっては大きく損するケースがあるからです。

 

次回のANA株主優待券に向けて

 

今回、クロス取引について紹介させていただきました。

SFC修行をされている方の多くは、この取引方法でANA株主優待券を入手していると思われます。

ANA株主優待券は、1枚あたり5,000円程で取引されていますので、飛行機に乗らなくても大きく利益をあげることができますので、修行僧の方以外にもおすすめですね。( ・∀・)ノ

 

 

ハッチーも次の権利確定月3月では、この方法を利用して株主優待券の入手を狙いたいと思います。(屮゚Д゚)屮カモォォォン

 

 

その前に別の株で練習しておこう...((;´Д`)

 

 

 でわでわー( ・∀・)ノ